ssh130 添削しなくても小論文指導はできる [小論文]
小論文指導と言いますと、誰しも思い浮かべるのは添削ですね。
赤ペンでビッチリと書き込む、アレ。
もちろん、ものすごく有効です。
最終的には、個別指導の勝負になりますからね。添削は間違いなく個別指導です。
ところで。
私もけっこうな数の生徒の小論文を指導しましたけど、
実は私、
あんまり添削しないんですよ。
ひどい時は、ただの一か所も朱を入れないです。
ま、最大の理由は、私の肉筆がすばらしくヘタクソなせいなんですけど、
それはそれとしても、添削って、もんのすげーエネルギーが必要です。
特に学校の先生の場合、小論文指導中も授業やら何やら他の仕事が減るわけじゃないですからね。えらいこっちゃです。
じゃあ、添削しないで、どーやって小論指導をするのか?
面談するんです。
生徒の書いた原稿を置いて、直にあれこれ聞いたり話したりします。
これ、学校の特権です。
生徒は毎日学校に来ます。
その気になって呼び出せば、いくらでも生徒に会えます。
気になることや確認したいことがあったら、生徒を呼んで聞けばいいんです。
その点、通信添削だと、指導者はまず絶対に生徒と直に話す機会はない。
どうしても、文面であらゆるメッセージを伝えないといけません。
だから、添削のプロは、ある程度予測をしながら、先手を打っていろんなメッセージを書き込みます。
学校の場合、そういうワザは不要です。
そういう点で、学校の先生はプロよりも断然有利と言えます。
実はこの、「生徒と面談すればいい」というのは、
某著名業者(トラのキャラクターで有名なあそこじゃなくて、「○○の科学」とか出してるとこ)の研究会で聞いたことです。
このアドバイスは、ホントに有効でした。
いっしょに出席した同僚さんも、「あれでうんと気がラクになった」と言ってました。
面談なら、日常茶飯事ですからね。
まあただし、1つ付け加えておくと、
面談そのものがヘタな教員ってのも、少数とはいえ、いるにはいまして。
どんな人かっていうと、例えば、いわゆる進学校ばっかし経験してる人。
あるいは、「受験のオニ」みたいなタイプの人。
生徒にホンネを吐き出させるような面談ってのは、
トラブルを起こした生徒や、学校から足が遠のいているような生徒に対して一番必要です。
いわゆる進学校ってのは、そういうトラブルが少ないです。
たぶん、面談の経験が不足なんでしょう。
「進学校って、初めてなんだよなあ」
なーんておっしゃる先生が
実は小論指導がえらく上手だったりするんですよ。





デザイン変更(・∀・)イイですね。
by Hira (2007-09-23 00:15)
Hiraさん、ありがとうございます。
その他の設定もちょっと変えましたが、果たして見やすくなったかどうか。
by shira (2007-09-23 15:25)
確かに、面談してもらえると一番いいですよね!
私は通信で添削してもらってたんですけど、コメントに対してこちらが再度聞くこともできず、ちょっともやっと感が残りました^^;
by ラン (2007-09-28 00:27)
ランさん、ありがとうございます。
ただ、こんな記事を書いておいてナンなんですが、年を追うごとに生徒とゆっくり面談する時間が取れなくなってきてるような気がしてます。
うんと敏感な生徒だと、教員が忙しそうにしてるのを気の毒がって、質問があっても来なかったりするくらいでして。
by shira (2007-09-28 20:47)
学生時代、夜が更けるのを忘れて、何度も話し込んで下さった助教授がお二人いました。
いま思うと、お家で家族の方が待っているのに、貴重な時間を割いて下さっていたのだと思いますが、あの頃は生意気なことばかり言ってました。
by 心如 (2007-10-02 23:16)
小父蔵さん、コメント&niceありがとうございます。
志望理由書にかかわらず、面談ってのは、やればやるほど効果があるって気がしてます。そもそも先生って人種は、だいたい生徒とあれこれ話すのは好きですよね。願わくば、そういう時間的体力的精神的余裕が欲しいものですが、昨今はホントに多忙化で・・・。
by shira (2007-10-03 19:44)
記事中の『○○の科学』とか出してる某有名業者というのはもちろん学研のことです。学研の小論文研究会はなかなかいいんですよ。
by shira (2009-04-19 22:37)