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放課後75 [ガラクタ箱]

しばらく大ネタが続きました。そろそろ緊張を緩める必要がありそうですんで、校長先生の筋弛緩画像をお送りいたします。犬もマクラがある方が気持ちいいんですかね。
アングルを変えると、こんな感じ。

ssh527 総閲覧数1,000,000件のお礼 [御挨拶]
さる5月22日(だったっけ)、sshの総閲覧数が100万件を超えました。
単に数字ということだけで言えば、1,000,000も973,236も888,888も、どれも単なる自然数の一つに過ぎないのですけれど、やはりケタが一つ増えるというのは感じるものがあります。
これも多くのみなさまにアクセスしていただいたおかげです。本当にありがとうございます。
sshを始めた頃は、一つのnice、一つのコメントがつくのがすごく嬉しかったを覚えています。「ああ、このブログを読んでくれた人がいるんだ」と。
総閲覧数10,000件のお礼を書いたときも、本当に嬉しかったですね。あの頃は、まさかヒャクマン件なんて日が来るとは思ってもいませんでした。何でも長くやってるといいことがあるもんです。
高校の教員になって、日々15~18歳の若者ばっかりと向き合うという生活を四半世紀以上過ごしているうちに、こっちはまもなく50歳を迎えます。人生半世紀。思えば遠くに来たもんだ。
ところで。
私はかねがね「自分の人生55歳まで」と思っておりました。その55歳まであと5年です。
ssh526 放射能も米軍基地もどこ吹く風 東京は元気いっぱい [一般]
◆◆21日朝、金環日食が九州南部から福島県にかけての一帯で起き、東京、名古屋、大阪などの大都市も含まれる史上まれな天文ショーとなった。各地で観測していた人たちから歓声と拍手が上がった。
太陽は午前6時すぎから徐々に欠け始め、鹿児島では午前7時20分ごろから約4分間、金環日食に。鹿児島県指宿市では垂れ込めた雲の切れ間から、一瞬リング状の太陽が姿を見せた。
東京都港区でも薄曇りの空に細い環状の太陽がくっきり。金環日食が見られる地域は東に移動し、同7時40分ごろ福島県南部から太平洋に抜けた。
金環日食にならない北海道や東北、北陸、中国地方、九州北部などでも、太陽の直径が8~9割と大きく欠ける部分日食となった。(産経新聞 2012.5.21)◆◆
太陽は午前6時すぎから徐々に欠け始め、鹿児島では午前7時20分ごろから約4分間、金環日食に。鹿児島県指宿市では垂れ込めた雲の切れ間から、一瞬リング状の太陽が姿を見せた。
東京都港区でも薄曇りの空に細い環状の太陽がくっきり。金環日食が見られる地域は東に移動し、同7時40分ごろ福島県南部から太平洋に抜けた。
金環日食にならない北海道や東北、北陸、中国地方、九州北部などでも、太陽の直径が8~9割と大きく欠ける部分日食となった。(産経新聞 2012.5.21)◆◆
宇宙の法則は冷徹です。どんな国のどんな都市であっても、どんな政治経済状況であっても、いっさいヒイキはしてくれません。日食や月食や彗星が観察できるかどうかは、純粋に軌道とタイミングと場所の問題。
だから、花の都・大東京で金環食が見られるなんてありがたいチャンスは、まさに千載一遇。
よっぽど嬉しかったんでしょうね。ここんとこの中央メディアのはしゃぎっぷりは尋常じゃなかったです。
当日の東京は曇りだったんですが、何と金環の時間帯は雲がキレた、じゃなくて切れたのですね。なんたる幸運。
我が家のTVはこの日も「めざましTV」を嫁サンが見ておりました。
ところが、さすがフジTV。この貴重な金環の映像に、特別ゲストのスマップのみなさまのご尊顔を画面下に重ねたまま放映していたのですな。せっかくの金環が色男の小さな四角い画面で切れ切れ。自然科学にもともと関心が薄いのか、それとも契約の関係で映像を流す時間が決まっていたのか。
「世紀の天体ショー」よりスマップを上にしてしまうあたりがフジTVのブレない姿勢の証、と褒めることもできますか。
金環食のみならず、今月の東京は実に元気いっぱいです。
ssh525 社説の読み方〜沖縄返還40周年編(2) [社説の読み方]
では、1日遅れで社説展開した産経クンに登場していただきましょう。
沖縄の本土復帰40年を迎え、地元宜野湾市で政府・沖縄県共催の記念式典が行われた。
沖縄は先の大戦で多大な犠牲を強いられ、今も在日米軍基地専用施設の74%が集中する。歴史的にも戦略的にも特異なその境遇に思いをはせつつ日本の平和と安全を見詰め直す機会としたい。
とりわけ国民全体で考えたいことは、この間に日本の安全保障環境が激変したことだ。1972年の復帰当時はベトナム戦争末期に至り、冷戦下の日米にとって最大の脅威は北方のソ連だった。
40年後の今、アジア太平洋の脅威の焦点は、北朝鮮の核・ミサイル開発や中国の強引な海洋進出に変わった。必然的に尖閣諸島を含む沖縄の戦略的重要性も、ますます増大しているのが現実だ。
加えて米国は巨額の国防費削減を迫られ、日本には「米国頼み」を脱して自らの安全確保と日米同盟への一層の貢献が求められていることを忘れてはなるまい。
復帰当時96万人だった人口は140万人となり、本土で活躍するスポーツ選手、芸能人など人的・文化的交流も深まった。半面、本土との経済格差は小さくない。
大戦時の沖縄戦の戦没者は18万8千人で、うち12万人以上が県民の犠牲者だ。戦後も長く米施政権下に置かれた。こうした歴史をもっと国民で共有すべきだろう。
同時に、沖縄県民も悲しい過去を超えて未来にも目を向けてほしい。ルース駐日米大使も「沖縄は日米同盟の礎だ」と評価した。沖縄の位置や役割を冷静にとらえつつ、「安保も経済も」の両立を目指したい。日本の安全が守られてこそ沖縄の平和が維持される。
普天間移設を含む米軍再編計画も基地負担削減と抑止力強化を目的とし、政府は地元振興を図ることが原点だったことを改めて想起することが必要だ。普天間の固定化を回避する道もそこにある。
にもかかわらず、民主党政権下で迷走を重ね、国民の不信や亀裂を招いた責任は重大である。
野田佳彦首相は式典で、同盟強化、基地負担軽減、振興を通じて「日本の安全を確保する」と約束した。その言葉を着実かつ速やかに行動に移してもらいたい。
沖縄は返還されたが、北方領土はロシアに、竹島は韓国に不法占拠されたままだ。これらが返らない限り、戦後は終わらない。そのことも銘記しておきたい。◆◆
まず、1日遅れで社説展開したことを批判しておきます。
沖縄復帰40周年が2012年5月15日であることはずーっと前からわかっていたのですから、あらかじめ準備して当日に掲載するのは簡単です。1日遅れの展開は、産経クンがこの話題にさほど重きを置いていないという意味を表しています。そういう意図であるなら許し難いし、意図がないのならあまりに無神経です。日経クンにまで遅れを取っては言い訳は効かんでしょう。
で、内容がまた軽い、軽い。サラリと要約しますと、
- 大事なこと・・・安全保障 日米同盟 経済振興 未来 民主党の責任 日本の安全 北方領土 竹島
- 大事なことに比べて軽いこと・・・基地集中 沖縄の悲しい過去 沖縄の平和
産経クンも東京目線丸出し。フジサンケイグループってもんです。
で、そうやって沖縄にさらなるガマンを求めた上で守られた「日本の平和」の中、彼らは何をするのか?
◆◆AKB総選挙 フジテレビが生中継
6月6日に東京の日本武道館で行われるAKBの選抜総選挙を、フジテレビが生中継することになった。実際の開票特番風にL字画面も活用、すべての開票結果を速報する。(以下略)(読売新聞 5月16日)◆◆
こういうのを見ると、竜巻がお台場を直撃してくれないかなと願ったりしたくなります。で、実際にそうなったら「天罰だと思う」とコメントして差し上げましょう。
(ここで深呼吸を10回ほどして気持ちを鎮めます)
え〜、では、最後に模範答案の琉球新報社説を。
ssh524 社説の読み方〜沖縄返還40周年編(1) [社説の読み方]
あれからもう40年ですか。
沖縄がアメリカ領から日本へと返還されたのは1972年。私は小学生でした。
その小学校のある先生が結婚して沖縄にハネムーンに行ったというのは覚えています。当時、沖縄はもっとも身近な「海外」でした。アメリカ領だったので、当然クルマは右側通行でした。
沖縄がアメリカから日本に返還されて40周年という節目の5月15日ですから、本来であれば言祝ぐべきめでたい日のはずです(歴史的には沖縄はもともと日本でもアメリカでもない独立した国ですが)。しかし現実は全然そうじゃない。そういう訳で、この日の中央紙社説もあまりめでたくない言説が並びました。
まずは朝日クン。2本立てで、リキ入ってます。
◆◆沖縄復帰40年―まだそこにある不条理40年もともに過ごせば、お互いの気持ちや痛みをわかりあえるものだ。しかし、きょう復帰40年を迎えた沖縄と本土との関係は、そうなっていない。
朝日新聞と沖縄タイムスの4月の共同世論調査では、米軍基地が減らないのは「本土による差別だ」との回答が、沖縄で50%に上った。こんな答えを生む状況を、放っておいていいはずがない。
日本が主権を回復した1952年、国内の米軍基地の9割は本土にあった。その後、沖縄への移転、本土内での集約が進み、復帰時には59%が沖縄にあった。いまは74%で、「基地の中に沖縄がある」と言われる。
この間、政府は沖縄の人たちの神経を逆なでしてきた。
見通しが立たない米海兵隊の普天間飛行場の名護市への移設を「唯一の有効な解決策」と言い続けるのは、その典型だ。
そもそも、なぜ沖縄に海兵隊が必要なのか。
朝鮮半島や台湾海峡に近い戦略的要衝にある沖縄に存在することが「抑止力」になる――。政府はこう説明するが、戦略的位置づけには専門家の間でも議論が分かれる。近年は米議会からも「沖縄には必要ない」との声も上がっている。
米軍の存在意義は、この40年で変化している。共産主義の防波堤から、冷戦後のテロとの戦い、朝鮮半島の有事対応、そして中国の脅威への備えと重点を移してきた。
沖縄からすれば、基地存続ありきの理屈づけに見える。
復帰40年の節目にあたって、原発と基地問題を対比する考え方が増えてきた。
原発事故は、電力の受益者である多くの国民の目を、エネルギー政策に向けさせる契機になった。
米軍の沖縄駐留による安全保障の受益者は、主に本土の人々である。だが、全人口の1%の沖縄県民がいくら訴えても、残る99%の間で、基地をめぐる議論は広がらない。
猛烈な騒音被害も、事故への日常的な恐怖感も、本土の人々が共有しようとしないからだ。
一方で、同じ沖縄の無人島の尖閣諸島をめぐる動きには、一部の人々が敏感に反応する。
この落差は、安全保障をめぐる国民世論のいびつさを象徴しているように見える。
経済的な支援策では埋めきれない不条理なまでの重荷を、沖縄は負っている。負わせているのは、本土の人々だ。
この現実から目をそらすような安全保障政策を、いつまでも続けていくわけにはいかない。◆◆
◆◆沖縄復帰40年―めざせ、環境先進地
米軍基地の存在は、沖縄の経済的な自立を阻んできた。
だが、県民総所得に占める軍用地料など基地関連収入の割合は年々、相対的に減っている。復帰時には16%あったが、いまや5%ほどだ。
こんな実情を反映して、10年ごとの沖縄振興計画を、今回初めて県が主体的につくり、きょう正式決定する。
これまでの国まかせから脱却し、県が具体策を練る。それこそが真の自立に向けた出発点になるはずだ。
沖縄県の1人あたりの県民所得は全国最少の部類で、東京都民の半分ほどだ。
完全失業率は最も高い。
経済の疲弊ぶりを示す数字に読めるが、沖縄を「一番元気を失っていない都道府県」(「デフレの正体」、藻谷浩介氏)とみる見解もある。
それは就業者の絶対数が増える傾向が沖縄に顕著なためだ。バブル経済崩壊の90年を起点に、直近のデータと比べれば、個人所得は1.4倍、小売販売額が1.2倍を超えている。
このほか、平均年齢40.5歳は最も若く、15歳未満の人口割合の多さや、女性の平均寿命の長さも日本一だ。
人口千人あたりの出生率は、12.2あり、全国で唯一、2けた台に乗っている。
こんな元気な沖縄でいま、環境に優しいエネルギーの試みが注目されている。
そのひとつが、県レンタカー協会などによる「EV(電気自動車)普及プロジェクト」だ。
昨年2月、約200台のEVをレンタカーに導入した。県別では全国トップの多さだ。充電設備会社も設立して、沖縄本島全域に27基の高速充電施設を備えた。
沖縄本島は南北120キロある。1回の充電での走行距離が160キロ程度のEVの普及実験場としては最適な規模なのだ。10年目には県内のレンタカーの約1割に当たる2500台のEV化をめざすという。
実績を重ねて、将来は海外の島しょ国に沖縄発のEV普及戦略を広げていくのが県レンタカー協会の描く構想だ。
県や市町村も公共施設に充電施設を整えたり、EVを公用車にしたりして、構想に協力したらどうだろう。
沖縄電力は全国10電力会社でただひとつ、原子力発電所を持っていない。そんな事情もいまでは、環境先進地をめざす推進力になる。
環境先進地への挑戦を「脱基地経済」への足がかりにすることを期待する。◆◆
まず1本目ですが、これは中央紙としてはかなり努力していると評価していいと思います。さすがに次号紹介予定の琉球新報社説と並べると見劣りしますけど、それでもとにかく沖縄のことを勉強し直して、それを伝えようという姿勢ははっきりとあります。
一方の2本目ですが、これは少々強引な感じ。それでも他紙が「経済」の一言で片付けていることに社説1本割いていることは評価していいでしょう。
というわけで、朝日クンは及第点です。
お次は読売クン。こちらはかなりトーンが異なります。
ssh523 定型句・定型表現〜小論キーワード [小論キーワード]
今回の小論キーワードは「定型句」「定型表現」。
この言葉、手元の辞書の見出し語にはありません。あるのは「定型」と「定型詩」だけ。
定型・・・一定のかた。決まったかた。
定型詩というのは、短歌や俳句や漢詩の絶句みたいな、決まった型を持った詩のことです。
文字通りには、定型句とは決まった形のフレーズ。定型表現とは決まった型の表現ということです。
定型句・定型表現は、私たちの生活に必要不可欠なものです。
手紙であれば、「拝啓」で始めて「陽春の候」とか時候のあいさつをして、「ますますご清栄のこととお慶び申し上げます」とか書いてから、「さて、・・・」と本題に入る。
結婚式の祝辞なら「本日はお日柄もよろしく」と、別に日頃気にもしていない六曜を引き合いに出してから本題に入る。スピーチなら「ご指名でありますので・・・」とか始める。
これらの定型句は、本題に入る前にお互いの共感を確認する重要な機能を持っています。人間、いきなり本題に入られたのでは面食らうものです。まずは型にはまった表現で始めると、本題にもスムーズに入れる。
そんな定型句・定型表現が、なぜ小論キーワードなのか?
実は、定型句や定型表現を多用するのは、小論の世界では批判の対象なのです。
ssh522 都民のゼニをお友達にあげるのが石原流 [一般]
尖閣諸島を東京都が買い取るという例のアレ、一部では割と盛り上がっているようです。
ssh521にも、都への寄付金が数千万単位で集まっているという記事がトラックバックで付いておりました。どなたが付けて下さったのか。
それにしても、珍妙なお話ですな。
そもそも日本政府の公式見解は「尖閣諸島は日本固有の領土である」というもの。領土「問題」など存在しないという立場です。
その日本固有の領土を、ある日本人が地権者として所有している。
極めて当たり前の状態じゃないですか。
地権者がテロリストか外国人か何かだったら心配もありますが、そうじゃなければ何の問題もありません。
これを中国がどーたらこーたらなのでわざわざ公金で買い取って公の所有物にするってんですけど、そりゃ「今の状態が問題あり」と認めることになるじゃありませんか。
石原は、領土「問題」があると認めちゃっているのですよ。アホですな。かえってつけ込まれる機会を与えちゃって。
ま、それは私にとってどうでもいい問題。彼の知性の低さなんて「当たり前」過ぎて関心ありません。
私が気になったのは、その地権者とやらの素性。
万が一、このアホなプランが実現したとして(して欲しくないけど)、都民の血税および寄付された浄財を受け取るのは、一体どこのどんな人物なのか。
ニュースを見る限り、さすがに個人情報は秘密。
ただ、石原は「知己」と述べているようです。
◆◆知己(ちき)
1 自分のことをよく理解してくれている人。親友。
2 知り合い。知人。◆◆
なあんだ。お友達じゃん。
つまり、都民の税金と皆様方からの寄付金を、お友達にガッポリ差し上げようという企画なんですな。アホくさ。
知己だったら、他人のゼニを動かす前に「君も日本人なら尖閣の地権を国か石垣市に譲渡したまえ」と言ってやりゃあいいじゃん。真の愛国心と友情の前にはゼニなんかくだらない問題でしょうに。
石原人でなしは、前回の失敗に懲りもせず、またまた勝つ見込みの薄いオリンピック招致を始めました。
私はバカ丸出しだと思うのですけど、意外に国内では前向きな意見が流れている。
ま、あれも、同じことでしょう。
オリンピック招致の予算の大半はPR活動に充てられます。その仕事を請け負うのは、電通とか博報堂とかの巨大広告界者であり、フジや日テレなどの中央民放TV局であり、朝日や読売などの中央紙であり、JOCでありその他もろもろである。
招致活動が始まると、ゼニと仕事が貰えるのですよ。
ただし、その恩恵に預かれるのは、お友達ばかり。東京に住んでいる一般庶民には恩恵なし。
都民のゼニをお友達にあげるのが石原流なんですな。
それゆえ、暴言や暴走にハラハラしながらも、ゼニをいただけるうちはお友達からの絶大な支持を得ると。
まことにもって、石原慎太郎は原子炉(ssh455)であります。
放課後74 [ガラクタ箱]

黄金週間でこどもの日ということで、家族でちょいとお出かけをしてきました。行き先はとある高原。さすが高原は冷涼で、この時期にようやく桜が満開でした。
写真はその近くの滝。なかなかダイナミックな景色でありました。
長男(高3)が高校を卒業したら、家族でお出かけなんてのもしにくくなるんでしょうかね。別に淋しくもないですが。
ssh521 都知事は暴力装置でもある、らしい [一般]
◆◆慎太郎知事「みんなの前で殴る」朝日新聞記者に“鉄拳制裁”予告
東京都の石原慎太郎知事(79)が24日、朝日新聞記者に「みんなの前で殴るからな」と鉄拳制裁を予告した。逆鱗(げきりん)に触れたとみられるのは、23日付の朝日新聞夕刊の石原都政を総括した記事。この日、原作や脚本などを担当し、自らも47年ぶりの映画出演となる「青木ヶ原」(来春公開予定)のロケのため、静岡県富士宮市を訪れた石原氏は、取材中の朝日新聞の男性記者に「おい、おまえ、朝日か。この野郎は意地悪いんだよ」などと激怒した。
「みんなの前で殴るからな」―。石原氏が朝日新聞の記事について激怒し、取材していた朝日新聞記者を威圧した。
怒りの発端となったとみられるのは、23日付の朝日新聞夕刊の記事で、見出しは「石原知事 都政飽きた?」。内容は石原氏が取り組んできた執筆活動や尖閣諸島問題、石原新党などを知事周辺の声などを交えながら、4期1年目を総括したもの。都政への関心が薄れているという周囲の見方を伝え、「もともとわがままだけど、さらにわがままになっている」と冷ややかな声も報じている。
石原氏はこの日、映画「青木ヶ原」のロケを静岡県富士宮市のゴルフ場で行った。「6時半に起きたのは、小学校以来だよ」と“早起き”ぶりをアピールし、ゴルフウエアで決め、撮影も順調に終えた。だが、その後の取材で怒りが爆発。朝日新聞記者の質問を遮ると、顔を紅潮させまくしたてた。
記者をにらみつけ、「イエローカード2枚、3枚になったら、殴るからな」「覚えておけ、俺、本当にやるからな」と鉄拳制裁を予告。「いい加減なこと書くなよ、本当に。俺は怒るよ。書かれっぱなしでこっちは、被害者で甘んじるわけはないからね。結局、相手を殴るしかないんだから」と激怒した。「ウソばっかり。くだらない」などと約2分間怒っていたが、最後は冷静さを取り戻し、「それしかないんだもん、抵抗の仕方は。新聞出してるわけじゃないんだから」と苦笑しながら語った。
石原氏はこれまで報道について「批判はいい。ただ、侮辱はするなよ」との姿勢。朝日新聞の記事は、石原氏に「侮辱」と映ったようだ。(スポーツ報知 2012.4.25)◆◆
東京都の石原慎太郎知事(79)が24日、朝日新聞記者に「みんなの前で殴るからな」と鉄拳制裁を予告した。逆鱗(げきりん)に触れたとみられるのは、23日付の朝日新聞夕刊の石原都政を総括した記事。この日、原作や脚本などを担当し、自らも47年ぶりの映画出演となる「青木ヶ原」(来春公開予定)のロケのため、静岡県富士宮市を訪れた石原氏は、取材中の朝日新聞の男性記者に「おい、おまえ、朝日か。この野郎は意地悪いんだよ」などと激怒した。
「みんなの前で殴るからな」―。石原氏が朝日新聞の記事について激怒し、取材していた朝日新聞記者を威圧した。
怒りの発端となったとみられるのは、23日付の朝日新聞夕刊の記事で、見出しは「石原知事 都政飽きた?」。内容は石原氏が取り組んできた執筆活動や尖閣諸島問題、石原新党などを知事周辺の声などを交えながら、4期1年目を総括したもの。都政への関心が薄れているという周囲の見方を伝え、「もともとわがままだけど、さらにわがままになっている」と冷ややかな声も報じている。
石原氏はこの日、映画「青木ヶ原」のロケを静岡県富士宮市のゴルフ場で行った。「6時半に起きたのは、小学校以来だよ」と“早起き”ぶりをアピールし、ゴルフウエアで決め、撮影も順調に終えた。だが、その後の取材で怒りが爆発。朝日新聞記者の質問を遮ると、顔を紅潮させまくしたてた。
記者をにらみつけ、「イエローカード2枚、3枚になったら、殴るからな」「覚えておけ、俺、本当にやるからな」と鉄拳制裁を予告。「いい加減なこと書くなよ、本当に。俺は怒るよ。書かれっぱなしでこっちは、被害者で甘んじるわけはないからね。結局、相手を殴るしかないんだから」と激怒した。「ウソばっかり。くだらない」などと約2分間怒っていたが、最後は冷静さを取り戻し、「それしかないんだもん、抵抗の仕方は。新聞出してるわけじゃないんだから」と苦笑しながら語った。
石原氏はこれまで報道について「批判はいい。ただ、侮辱はするなよ」との姿勢。朝日新聞の記事は、石原氏に「侮辱」と映ったようだ。(スポーツ報知 2012.4.25)◆◆
彼が人でなしで姑息なジジイであることはすでにイモたれ、じゃなくて胃もたれするくらい指摘してきましたけど、そのうえ暴力装置でもあったんですか。キレやすい団塊世代のアイドルとして、あまりに象徴的な発言で。
現場を見てないから推測しかできないけど、この記事を書いた人、ただ黙って話を聞いてたんですかね。だったら今すぐ記者をやめるべきでしょう。もし自分がただゼニのためだけに働くサラリーマン以上のお仕事をしているという自負があるならの話ですが。(頭の悪い人の可能性もあるので一応教えてあげときますが、こういう暴言を聞いたら「次の矛先は自分かもしれない」と思わねばならんのですよ。)
推測ついでの推測をすると、朝日の記者もつまんねえなあ。ここは「今のは都知事としての公式発言ですか。検証記事を書きますよ。」とか「都庁内でも今のような発言を部下にしているのですか。」とか、冷静にしつこく対応しきゃ。ビビってる場合じゃないでしょ。もし石原がホントにブチ切れてぶん殴ったら、それで首をとれたはずで大手柄だったはずですぜ。
え、ひどい言い草だ?
そういう方は、まずはこちらをお読み下さい。 ssh434石原慎太郎は人間のクズだ
私はあの人でなしに対してだけは、罵詈讒謗を遠慮しません。これでも彼の暴言よりは温和なはずです。
ssh520 小中学校のせいにはしたくない [教育問題]
当たり前のことですけど、高校生は小学校教育と中学校教育を経て入学してきます。
で、これも当たり前ですけど、生徒の指導ってのは、なかなか思うように行きません。
そうすると、ついこう思っちゃうんですね。
「コイツ(ら)一体どういう教育受けてきてんだよ?」と。
私は高校の教員ですんで、非難の矛先は中学に向かっちゃう。
こんな基本的なことがわからない?中学で教わっただろ?え、教わってない?なんてね。
自分の指導に乗ってこない生徒がいると、どうしてもその原因を過去に求めたくなっちゃう。
でもね。
大学の先生方はきっと、同様のイライラを高校に感じているはずなんですよ。
何でこんなヤツを大学に送ってくるんだ、と。
一方、中学の先生は中学の先生で、小学校教育にいろいろと言いたい事があるはず。
その小学校の先生方は、幼児教育(幼稚園と保育園)に注文があるはずです。
で、教育を修了した学生を受け入れる側たる企業の場合、学校教育全体にものすごく注文したいことがある。
大きな企業は大手メディアを通じて言いたいことを大っぴらに吐き出すチャンスがありますから、そういう注文はかなり流れます。
幼児教育から企業までのすべてが口を揃えて非難の対象にできるのは親です。
ここ10年ばかり、やたらと親の教育力が叫ばれているのは、多分にそういうことのせいでしょう。
私はこういう非難がすごくキライなんです。
で、これも当たり前ですけど、生徒の指導ってのは、なかなか思うように行きません。
そうすると、ついこう思っちゃうんですね。
「コイツ(ら)一体どういう教育受けてきてんだよ?」と。
私は高校の教員ですんで、非難の矛先は中学に向かっちゃう。
こんな基本的なことがわからない?中学で教わっただろ?え、教わってない?なんてね。
自分の指導に乗ってこない生徒がいると、どうしてもその原因を過去に求めたくなっちゃう。
でもね。
大学の先生方はきっと、同様のイライラを高校に感じているはずなんですよ。
何でこんなヤツを大学に送ってくるんだ、と。
一方、中学の先生は中学の先生で、小学校教育にいろいろと言いたい事があるはず。
その小学校の先生方は、幼児教育(幼稚園と保育園)に注文があるはずです。
で、教育を修了した学生を受け入れる側たる企業の場合、学校教育全体にものすごく注文したいことがある。
大きな企業は大手メディアを通じて言いたいことを大っぴらに吐き出すチャンスがありますから、そういう注文はかなり流れます。
幼児教育から企業までのすべてが口を揃えて非難の対象にできるのは親です。
ここ10年ばかり、やたらと親の教育力が叫ばれているのは、多分にそういうことのせいでしょう。
私はこういう非難がすごくキライなんです。
ssh519 桜のお話 [科学と技術]
亜寒帯に属する私の地元では、今が桜が満開の見頃となっています。現任校はすぐ隣が大きな公園で、先日はクラスの生徒をLHRに連れ出してお花見をしてきました。こういう立地条件はホントに恵まれている。こういうのは学校間で競争したところで変えられる類いのものじゃないですわね。
ところで。満開の桜って、ちょっと不気味な感じがしませんか?
実は、私はするんですよ。
喩えが悪いんですが、イナゴとかダンゴムシとかアリのような小さな昆虫が大量に群れているのを見るときに感じるような不気味な感じに似たものが、ちょっとだけ私の脳内をかすめるのですよ。あるいは、東京のラッシュアワーの映像みたいと言ってもいいかもしれません。
理由は多分、すべての木のすべての花が一斉に開花するからでしょうね。時間差をつけて開花するのなら、たぶんそういう妙な感覚はないはずです。
でも、一斉に咲いて一斉に散るからこそ桜はいいんですよね、一般的には。これこそが日本の美学。
さてさて。
日本で一番ポピュラーな桜はソメイヨシノですけど、あれが生物の種(しゅ)として認められていないということは、みなさんご存知でしょうか?
あれ、生物扱いされてないんですよ。
放課後73 [ガラクタ箱]

先月、全日制英語科1年生の英語研修合宿(イングリッシュキャンプ)引率で出張した宿泊施設に置いてあった、今時ちょっと珍しいビン入りジュースの自動販売機。1本150円はお値段ですけど、まあそこはホテル料金ということで。
研修は業者に依頼して行われたので私はわりとヒマでした。
高1でこれだけ英語を話せるのはすごいと先方からは褒められましたが、何せ本校の英語科生は毎週3〜4時間のオールイングリッシュ授業をやっていますから、クラスメート同士で英語で話すことには慣れっこなんですな。むしろ彼ら彼女ら(人数比は彼ら2:彼女ら8)のつらさは、その会話能力が大学入試ではあまり活かせないこと。入試はペーパーテストで、しかも複数教科ありますからね。入試さえ突破できれば、彼ら彼女らの英語パフォーマンスはしごく強力な武器になるんですけど。
3年前まで私が担任した英語科の卒業生はほぼ全員が大学に進学しましたが、けっこうな数の学生が現在留学中か留学予定です。ホントに英語力を鍛えたい人たちだったんですね。私とはえらい違いですわ。頑張って欲しいです。
ssh518 調べる・覚える・考える [教科学習]
学力が高いって、どういうことでしょう?
教育学的な定義じゃなくて、単純に学業成績が優秀という意味で。
1970年代くらいまでであれば、学力=知識の量でした。どれだけ多くのことを知っているか、言い換えればどれだけのものを覚えているか。記憶力が学力の最大の評価対象でした。
私が駆け出し教員だった1980年代は、詰め込み教育批判が盛り上がってきたころで、世の中の風潮はまだまだ「学力=知識量」でした。おかげで生徒は「勉強=覚えること」と認識していました。
この時期の教育が「詰め込み教育」などと批判されたのも、そういう理由でしょう。とにかくより多くのものを覚えていることこそが価値があった。
とにかく覚える。覚えたことを答案用紙に書く。それが学力。
もちろん、覚えることはすごく大切です。基礎的な知識、重要な事項をきちんと覚えていなけりゃどうにもならない。
でも、それも程度問題。度を超すとヘンなことになります。1970年代までは大学進学率が今(約50%)よりずっと低く、大学入試は「受験戦争」と呼ばれていました。入試問題はそれこそ重箱の隅をつつくようなモノが横行していました。知識量で学力を測ろうとすれば、そういう問題でふるい落とすしかなかったんでしょう。
翻って、21世紀は「考える力」が評価の対象です。ただただ詰め込んだって応用が効かない、自分で考えられなきゃダメだと。いわゆる「ゆとり」カリキュラムは、記憶力偏重を脱却して思考力を高めることを狙ったものでした。昨今の高校入試・大学入試では、かなり思考力を問う問題が増えています。特に数学・理科・小論文はそういう傾向が強い。PISAのテストも思考力重視です。
モノを考える力は、メチャクチャに重要です。これは私にとっても重要なテーマです。それが評価されるのは本来歓迎すべきことです(どうやって思考力を評価するのかという問題は残りますが)。
でもね。
覚える前に、考える前に、まずやるべきことがあるんですよ。
それは、調べること。
ssh517 春休みも難しい [教育問題]
3月のどんづまりに年度内の宿題が何とか片付きまして、今日は春休みを取りました。
1日だけですが、平日に休みが取れると気分的にはちょっとリフレッシュできます。
学校職員の勤務システムをよく知らない方のために一応説明しておきますと、夏休みとか冬休みとか春休みとかの長期休業は授業がない期間であって、我々職員は通常勤務です。ただ、仕事の面で融通が効きますから、代休や年次休暇(略して年休。会社員の有給休暇とほぼ同義)が取りやすい。
20年くらい前までは長期休業中にかなりのんびり休んでいた先生もいました。昔は事務仕事の要求が割と少なかったですし、週休2日制の代休(公務員は制度上週休2日だが教育職は土曜日が授業日のためその代休措置が必要)を長期休業中にまとめて取るパターンがあったからです。まあ、もっとも、年間20日分くらいある土曜勤務の代休をりましたが全部消化することなんか不可能でしたけど。
ところで。職員のことはさておいても、学校では長期休業の設定が年々難しくなってます。
ssh496春休みが難しいで、冬休みの設定がすごく難しくなっているという話を書きました。天皇誕生日と成人の日が実に厄介な場所にあると。
実は、高校の場合、春休みもかなり難しいんです。
LHR60 iMac frozen [エッセイ]
1週間ぶりの更新です。3月は割と快調に更新していたのに、ここに来て急にペースが鈍化。
理由の一つは年度末の多忙さ。昼は成績処理やら残務整理やらで、夜は送別会シーズンということで、じっくりPCに向かうヒマが少なめ。
でも、最大の理由は、iMacのトラブルシューティング。今月の半ばから、iMacがやたらとフリーズするようになっちゃいまして。特に立ち上げ直後が数分間ガチンガチンに凍ってしまう。
しばらくはだましだまし使っていたのですけど(iMacの調子が悪いと子どもたちがあまりPCをいじらないので教育上好ましいということもありました)、だんだんひどくなって来ちゃいまして。
私がPCとマトモに付き合うようになったのはホンの10年ほど前です。当時愛用していたワープロ専用機がいよいよダメになったので、やむなく職場のPCのWordを使うようになったんです。(しっかしまあ、Wordってワープロソフトは、あんましデキが良くないですな。専用機の方が全然扱いやすかったです。)
当時もPCのトラブルはしょっちゅうありまして、その度にPCに詳しい同僚さんに対処してもらっていました。
で、当時の私は、コンピュータというのは、プログラムやら何やらに精通している人間でなければ直せないと思い込んでました。ところが、実際に対処してもらっている時に聞いたら、「いや、何だかわからないけど、あれこれいじっているうちにうまくいくんだよ」と返事されて拍子抜け。
何のことはない。普通の機械を直すのとおんなじ。
というわけで、frozen iMacを解きほぐすべく、マニュアルやヘルプを読みながら、一つ一つ症状をチェックして、一つ一つ対策を試して行きました。やることは単純。ただし手間は大変。
あれこれ試しているうちに、いつの間にか調子が良くなりました。
原因はよくわかりません。どの対策が効いたのかもはっきりしません。でも、調子は戻りました。
所要時間1週間。やれやれです。
LHR59 さらば行列のできる進路指導室の立役者 [エッセイ]
3月は人事異動のシーズンです。
私は異動対象外でして、来年度も今の学校であります。
しかし。
「行列のできる進路指導室」の立役者である主任とサブのお二人が異動となってしまいました。
主任の先生は、私がいた学年団の学年主任でもありました。本当に生徒に対して暖かい眼差しと熱いハートで迫る素晴らしい先生です。
私が自暴自棄になりかけた時、常に支えてくれました。
主任先生は数学科ですが、授業の判りやすさは生徒にも定評がありました。
実は先生はなかなかハンサムなのですよ。私が担任していた全日制英語科は40名中30名が女子というクラスでしたが、生徒には「◯◯先生、カッコいい〜!」と人気でした。ただ、ものすごいテレ屋さんなので、ちょっと困っていたようですけど。
一方、サブの先生ですが、こちらは4D Theaterで登場した才色兼備の女性教諭M先生その人であります。
M先生はお隣の県との交流人事システムで2年間の約束でやってきた方です。某名門女子大で博士課程まで修めた方です。
彼女は数学の先生だからリケジョ(理系女子)なのに、文系方面にもすごくセンスがあって、面接や小論文の指導はすごく上手でした。そういえば、3年生の英語のテスト監督をすると、リスニングテストをいっしょに解答して、しかも全部満点でした。
行列のできる進路指導室は、このお二人があって始めてスタートできました。
昨日は、そのお二人と+私+現在進路指導室常駐の先生の4人で、ささやか(じゃないよなあ、あれ)な宴会をやりました。
場所は駅前のとある居酒屋。ここは2010年4月に新進路指導室がスタートしたとき、お二人+私の3人で飲み会をやったところです。ここは日本酒もビールも品揃えが豊富でいいんですよ。
席上、しきりと出たセリフは「楽しかったよねえ」。
うん、確かに楽しかったです。生徒もいっぱい来たし、それなりに結果も出ましたし。
楽しかったと言えるような仕事をできるチャンスなんて、そうあるもんじゃないです。ホント、私は恵まれてました。
いや、実に惜しいです。こんなにデキる先生といっしょに仕事のできる経験は、そう滅多にあるもんじゃないです。
まあ、でも、そういうデキる方だからこそ、いろんなところで活躍してもらわんといかんのですよね。
いや〜それにしても、おいしい酒だったなあ。
ssh516 中央メディアが一斉に黙殺した3.11国会包囲行動 [メディア論]
◆◆政府は安保改定に反対する労働者や学生によって、国会が包囲され退陣に追い込まれた岸信介内閣の二の舞を避けたかったのだろうか。国会包囲に十分な参加者数はいたのだが、警察が舗道の一部分を通行禁止にしたため、脱原発を求める市民が国会議事堂を完全に取り巻くことはできなかった。
通行止めになったのは、衆議院第二会館前の交差点から首相官邸までの100m余り。この部分以外は人間の鎖でつながった。1万人はいただろうか。議事堂に隣接し外周する舗道は完全にシャットアウト。制服警察官がびっしりと配置され蟻一匹入り込めないほどの厳重な警戒だった。
神奈川県から電車を乗り継いで来た青年(30代前半)は、「(完全に)包囲できなかったのは無念。官邸にも行きたかったのに」と悔しがった。この日は官邸に「再稼働をしないよう申し入れる」ことになっていたのだ。
「思っているだけで行動できなかった。そんな人が腰をあげる状態になった」。仲間の女性は脱原発運動の広がりに表情を明るくした。連れの男性は「人がこれだけ集まるようになったのは、ちょっとずつ変化してきた証拠」と言いながら「UST中継だけで満足しないでここに来て下さい」と力を込めた。
国会正門前では「脱原発集会」が催された。社民党の福島瑞穂党首が「国会は私の職場なのにきょうは近づけない。おかしな事態だ」と話すと、うねりのような拍手が起きた。
ドイツ連邦議会議員で「緑の党」原発問題責任者のシルビア・コッティング・ウールさんがマイクを握った。
「日本政府がやるべきことをやっていない。東電の責任をもっと追及しなければならない。ドイツが脱原発を決めたのだから日本もできないはずはない。ドイツで脱原発ができたのは市民が(原発推進に)抵抗したからだ」。シルビア議員がスピーチすると、指笛と拍手がしばらく鳴りやまなかった。
陽が完全に没すると参加者たちは手にキャンドルをかざした。無数の灯が光の輪となって国会を取り囲み、議事堂のシルエットが夕空に浮かびあがった。権威の殿堂に、原発再稼働阻止を叫ぶ1万人の声はどう響いたのだろうか。
人間の鎖が寸断されたのは、警察に不当規制をさせた野田官邸の反則あればこそだ。2012年3月11日夕、国会は脱原発を求める市民によって確かに包囲された。(田中龍作ジャーナルより)◆◆
ドイツ連邦議会議員で「緑の党」原発問題責任者のシルビア・コッティング・ウールさんがマイクを握った。
「日本政府がやるべきことをやっていない。東電の責任をもっと追及しなければならない。ドイツが脱原発を決めたのだから日本もできないはずはない。ドイツで脱原発ができたのは市民が(原発推進に)抵抗したからだ」。シルビア議員がスピーチすると、指笛と拍手がしばらく鳴りやまなかった。
陽が完全に没すると参加者たちは手にキャンドルをかざした。無数の灯が光の輪となって国会を取り囲み、議事堂のシルエットが夕空に浮かびあがった。権威の殿堂に、原発再稼働阻止を叫ぶ1万人の声はどう響いたのだろうか。
人間の鎖が寸断されたのは、警察に不当規制をさせた野田官邸の反則あればこそだ。2012年3月11日夕、国会は脱原発を求める市民によって確かに包囲された。(田中龍作ジャーナルより)◆◆
3月11日に東京で大規模な集会が行われたことは、私が購読している朝日新聞でも地味〜に触れられていましたけど、その人たちが国会包囲行動に出たのはネットで始めて知りました。
海外の数百人規模の鎮魂集会はTVでも流れたのに、なぜこれはどこでも流れなかったのでしょうか?
再び、私は意図を感じざるを得ません。
詳細はこちらで。
ssh515 陛下、原発のことをしゃべってはなりません [メディア論]
3月11日に東京で行われた東日本大震災追悼式典に関して、田中龍作ジャーナルで知ったお話。
この式典での、今上天皇明仁陛下のお言葉は以下の通り。
◆◆
東日本大震災から1周年、ここに一同と共に、震災により失われた多くの人々に深く哀悼の意を表します。
1年前の今日、思いも掛けない巨大地震と津波に襲われ、ほぼ2万に及ぶ死者、行方不明者が生じました。その中には消防団員を始め、危険を顧みず、人々の救助や防災活動に従事して命を落とした多くの人々が含まれていることを忘れることができません。
さらにこの震災のため原子力発電所の事故が発生したことにより、危険な区域に住む人々は住み慣れた、そして生活の場としていた地域から離れざるを得なくなりました。再びそこに安全に住むためには放射能の問題を克服しなければならないという困難な問題が起こっています。
この度の大震災に当たっては、国や地方公共団体の関係者や、多くのボランティアが被災地へ足を踏み入れ、被災者のために様々な支援活動を行ってきました。このような活動は厳しい避難生活の中で、避難者の心を和ませ、未来へ向かう気持ちを引き立ててきたことと思います。この機会に、被災者や被災地のために働いてきた人々、また、原発事故に対応するべく働いてきた人々の尽力を、深くねぎらいたく思います。
また、諸外国の救助隊を始め、多くの人々が被災者のため様々に心を尽くしてくれました。外国元首からのお見舞いの中にも、日本の被災者が厳しい状況の中で互いに絆を大切にして復興に向かって歩んでいく姿に印象付けられたと記されているものがあります。世界各地の人々から大震災に当たって示された厚情に深く感謝しています。
被災地の今後の復興の道のりには多くの困難があることと予想されます。国民皆が被災者に心を寄せ、被災地の状況が改善されていくようたゆみなく努力を続けていくよう期待しています。そしてこの大震災の記憶を忘れることなく、子孫に伝え、防災に対する心掛けを育み、安全な国土を目指して進んでいくことが大切と思います。
今後、人々が安心して生活できる国土が築かれていくことを一同と共に願い、御霊(みたま)への追悼の言葉といたします◆◆
問題は太字部分。
NHKの生中継では、もちろんこの「お言葉」はすべてが放映されています。
ところが。田中氏によると、太字部分はNHKニュースではカットされていたらしいのです。
他の中央TV局のニュースでもやはりカットされていたと。
明仁陛下の「お言葉」は、それほど長いものじゃありません。
そもそも陛下は隊長万全ではありません。手術明けの、それこそ病み上がりであるのに、それを押して頑張って出席して、この「お言葉」を読み上げた。
なのになぜ、その「お言葉」から、原発の部分だけをわざわざカットした?
私は「意図」を感じざるを得ません。
この式典での、今上天皇明仁陛下のお言葉は以下の通り。
◆◆
東日本大震災から1周年、ここに一同と共に、震災により失われた多くの人々に深く哀悼の意を表します。
1年前の今日、思いも掛けない巨大地震と津波に襲われ、ほぼ2万に及ぶ死者、行方不明者が生じました。その中には消防団員を始め、危険を顧みず、人々の救助や防災活動に従事して命を落とした多くの人々が含まれていることを忘れることができません。
さらにこの震災のため原子力発電所の事故が発生したことにより、危険な区域に住む人々は住み慣れた、そして生活の場としていた地域から離れざるを得なくなりました。再びそこに安全に住むためには放射能の問題を克服しなければならないという困難な問題が起こっています。
この度の大震災に当たっては、国や地方公共団体の関係者や、多くのボランティアが被災地へ足を踏み入れ、被災者のために様々な支援活動を行ってきました。このような活動は厳しい避難生活の中で、避難者の心を和ませ、未来へ向かう気持ちを引き立ててきたことと思います。この機会に、被災者や被災地のために働いてきた人々、また、原発事故に対応するべく働いてきた人々の尽力を、深くねぎらいたく思います。
また、諸外国の救助隊を始め、多くの人々が被災者のため様々に心を尽くしてくれました。外国元首からのお見舞いの中にも、日本の被災者が厳しい状況の中で互いに絆を大切にして復興に向かって歩んでいく姿に印象付けられたと記されているものがあります。世界各地の人々から大震災に当たって示された厚情に深く感謝しています。
被災地の今後の復興の道のりには多くの困難があることと予想されます。国民皆が被災者に心を寄せ、被災地の状況が改善されていくようたゆみなく努力を続けていくよう期待しています。そしてこの大震災の記憶を忘れることなく、子孫に伝え、防災に対する心掛けを育み、安全な国土を目指して進んでいくことが大切と思います。
今後、人々が安心して生活できる国土が築かれていくことを一同と共に願い、御霊(みたま)への追悼の言葉といたします◆◆
問題は太字部分。
NHKの生中継では、もちろんこの「お言葉」はすべてが放映されています。
ところが。田中氏によると、太字部分はNHKニュースではカットされていたらしいのです。
他の中央TV局のニュースでもやはりカットされていたと。
明仁陛下の「お言葉」は、それほど長いものじゃありません。
そもそも陛下は隊長万全ではありません。手術明けの、それこそ病み上がりであるのに、それを押して頑張って出席して、この「お言葉」を読み上げた。
なのになぜ、その「お言葉」から、原発の部分だけをわざわざカットした?
私は「意図」を感じざるを得ません。
ssh514 十校十色〜教育ブログの読み方(4) [リテラシー(読解力)]
ブログを始めて良かったな、と思うことはいくつもありますが、その中に「同じ学校でもこうも違うものか」ということがわかったというのがあります。
一口に学校と言っても、小学校と中学と高校と大学は全然違う。
同じ高校であっても、私立と公立はかなり違う。
同じ公立高校であっても、都道府県によって様子が全然違う。
同じ都道府県の同じ公立高校でも、立地条件や生徒の違い(学力・運動能力その他)によってまるで違う。
同一の学校内でも、担当する教科や部署が違うと、仕事の様子がまた違う。
かと思えば、全然違う土地の全然違う学校同士が、すごく似ていたりもする。
自校の常識は他校の非常識。所変われば品変わる。
私の現任校には、職員室という部屋はありません。
それぞれ教科ごとに「研究室」という部屋があり、職員はそこにいます。私は「英語研究室」常駐です。
ところが、同じ県の公立高校であっても、職員室がある学校もあります。
同じ県内でも、小学校と中学校はだいたい職員室があって、そこにほぼ全員の先生がいます。(芸術や技術家庭や体育など実技系の先生は別部屋)。
私はただいま1年生の担任をやっています。
私の地元では、担任というのは3年間持ち上がりで、一度担任を持ったら、最低でも1年は担任を持たずに「休み」を入れます
しかし、近隣のある県では、担任は必ずしも持ち上がりではなく、しかも担任を持たない年というのはないそうです。で、50歳くらいになると担任稼業はお役御免となり、主任や管理職となっていくと。
かと思えば。
近隣の私立高校は驚くほど県立高校と雰囲気が似ています。聞けば教員の給与は県の教員と完全に同一だそうで。(だから公務員の給与カットはとても困るということらしいです。)
学校の状況ってのは、十人十色ならぬ「十校十色」です。
ssh513 文は人なり、とも限らない〜教育ブログの読み方(3) [リテラシー(読解力)]
世の中には、ものすごく話の上手な人がいます。
例えば、聴いてて目はうるうる、今すぐ言われた通りに実行してみたくなっちゃうというような講演の名人。
それほどでなくても、身の周りには、わりと話の上手な人はいます。
仕事の話、家族の話、人付き合いの話、人生訓その他いろいろ、感心させてくれるような話をする人はけっこういます。
私も駆け出しのころ、ベテラン教員のそういう話を聞いて「わあ、すごいなあ。オレもこういう先生になれるかなあ。」と感じ入ったことがあります。何度もあります。
ところが。
そういう先輩教員が、必ずしも本当に敬愛すべき方というわけでもありませんでした。
言っちゃ悪いが、実は口だけというベテランも。
で、逆もいました。ひどく口ベタで、ほとんど有効なアドバイスはもらえないのに、実践は素晴らしいという先生。
話と実践は、無関係でもないけど、イコールでもないものです。
LHR58非公開化のお知らせ [御挨拶]
いつもスーパー小論文ハイスクールをご訪問いただき、ありがとうございます。
本ブログのRSS更新情報が届かないという連絡を複数の方からいただいたため、改めて調べてみたところ、2月11日に投稿した「LHR58 むべ山風を・・・」記事中に、Internet Explorerで無効とされる文字・記号が含まれていることがわかりました。
このトラブルは特殊記号を使用するとよく発生するようです。ところがLHR58には記号類は特に使われておりません。考えられるのは、百人一首の詠み人の名前か歌の中にIEにとって無効となる漢字が混じっているということです。
無効となる記号・文字が特定できれば、それを差し替えればいいのですが、何せこの記事は古文だらけですので、簡単には特定できそうにありません。
そういう訳で、当面の間、LHR58を非公開とすることにしました。コメントをいただいた皆様には、コメントもろとも非公開となってしまい、大変に申し分けありません。
うまいこと改善できたら、また公開させていただきます。
ssh512 実践報告はレシピじゃない〜教育ブログの読み方(2) [リテラシー(読解力)]
私の嫁サンは、新しい料理に挑戦するとき、レシピに実に忠実です。材料も行程もレシピ通り。材料がなければ買いそろえるし、具材や調味料はきちんと計量します。
一方、私は昔からそーゆーのに無頓着。具材が高けりゃ、安い他の物で代用しますし、計量もたいてい目分量です。だから出来上がりも常に「もどき」です。
おおざっぱな0型人間を自認する嫁サンの方が、レシピに対しては生真面目と言うか忠実です。
さて、教育ブログの読み方のお話。
ssh511で書いたように、現場の教員や講師によるブログの多くは実践報告的なものです。
で、それらはたいてい、キレイゴト。より正確には、ネットで公開しても誰も傷つけないようなもの。すごくうまくいった例。ほほえましい事例。あまり重大じゃないような話。日常の些細なことに感激したというようなお話、などなど。
わがsshでも、ときどき生徒の実話を紹介していますけど、悲劇的な話や、私が思い出したくもないような失敗談は、一切アップしたことがありません。
ssh511 教育ブログの読み方(1) [リテラシー(読解力)]
教育ブログには、いくつかのパターンがあります。
sshはライター=誰が書いているのかに注目して分類してみました。
- 学校・塾・家庭教師など、実際に人に物を教えている人間が書いているもの
- 元教員や教育行政関係者など、現場以外で間接的に教育をする側に関係している人が書いているもの
- 保護者や生徒や元生徒など、教育を受ける側の人間(およびその関係者)が書いているもの
- 政治家や一般市民など、教育と直接関係のない人間が書いているもの
ライターが違うと、ブログの色合いも違います。
1.のタイプは、実践報告が多いです。自分自身が実践をしてますから、それに関する話が主です。
ただ、失敗例はあまり紹介されません。
本来、実践の紹介は失敗例の方が役に立つのですけど、まあこれは致し方ありません。なにせ失敗例というのは、具体的にトラブルを起こした生徒の話になっちゃいますから、それをネットで紹介するのは個人情報なんたらかんたらが絡むので、ちょっと難しい。
sshもこの1.のタイプのブログです。で、私も「キレイゴト」ばっかり書いてるなあ、ということは自認しています。
でも、やっぱりキレイゴトしか書けないのですよ、生徒に関わることは、やっぱり。万一当事者や関係者が見たらマズいだろうなあ、と思いますから。
その点、塾講師や家庭教師の方々のブログは、結構歯切れよくビシバシとくるタイプが見受けられます。ここいらへんは背負っている組織のサイズが軽いゆえの思い切りの良さがあるんでしょう。別にうらやましくもないですが。
ssh510 中央メディアが揃って黙殺した杉並の脱原発デモ [一般]
2月19日に東京都杉並区で大規模な脱原発集会&デモが行われました。
え?知らない?
かも知れないですね。
何せ今回の集会&デモは、中央メディアがガン無視でしたからね。もう、ホントに、強固な意思を持っての無視。
集会の規模は、主催者発表◯◯人とか、警察発表◯◯人とかで計ります。で、主催者発表はたいてい警察発表より数字が大きい。これはどんな集会でもそうです。ま、そんなもんでしょう。
ところが。今回は、主催者発表ってのがないんです。
というのも、主催者がいないんですね、この杉並の集会は。
だから、警備(弾圧?)する警察も、相当やりにくかったみたいです。よくあるデモの場合、政党なり組合なりが主催者で、そこが動員して人を集めているから、主催者をマークしてればいい。
でも、今回はそういうわけにいかず、結果、相当数の警官が動員されたようです。様子はリンク先の写真でご確認を。
これだけの警官が動員されたのだから、警察にとっては大変な集会&デモだったはずなんですよ。
なのに、中央メディアの報道は皆無。いや、今回は本当の本当に皆無。よくぞここまで黙殺したものです。
以下のリンクで様子を見た私の感想は、「楽しそうだなあ」というもの。
集会とかデモって、深刻でサヨクっぽくて暗くてうっとうしいって印象、ないですか?
このデモ、実にいい加減な感じがしていいんですよ。統率されてない。されてるワケないです、主催者がいないんだから。
サウンドカーは音楽を流しているし、カラオケ隊は脱原発の替え歌で盛り上がってるし、古式ゆかしい人達はシュプレヒコール隊をやってるし、屋台じゃ飲み物を売ってるし。
何より笑ったのは、商店街で「デモ割」をやったという話。「デモに参加した」と言うと、飲み屋で割引や一品サービスが受けられたと。これ、もう完全にお祭りですよね。
今までの脱原発運動は、それでも一部のメディアは取り上げていました。今回どこも取り上げなかったのは、私が思うに、今までの市民運動の文法とはまったく異なる構造のこの運動を、メディア人は理解が不能だったんじゃないかと。
あとはリンク先で見て下さい。
・森住卓のフォトブログ 2.19脱原発杉並集会 (写真のみです)
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